第91回 体にいい人、悪い人

産婦人科医師で、日本笑い学会副会長もされている、昇 幹夫氏の文章を読みました。それによると、がんの原因の2割は「頑張りすぎ」だそうです。それらの人は、睡眠時間を削った生活をしたり、過労気味な人が多いとのことです。

がん細胞は、体の各部の細胞が分裂するとき、「ミスコピー」されてできます。そのがん細胞を消していくのがNK(ナチュラルキラー)細胞で、これが活性化しているとがんになりにくいと言えます。

ところで、人間の免疫力は20才を100とすると、40才で50、60才で25に半減するのだそうです。そのため、年齢がいくとがんができやすいということになります。

免疫力を活性化させる方法の一つは、「笑うこと」だそうです。そして、お互いに「体にいい人」になることだそうです。「体にいい人」とは、一緒にいて元気になれる人のことです。これを聞いて、私もますますまわりを明るくするよう、努力しようと思いました。