第221回 サブスクリプション

今、世の中では、「サブスクリプション」というシステムが流行の兆しを見せています。このサブスクリプションというのは、「月額8600円でラーメンが毎日一杯無料」とか、「月額3000円でコーヒーが飲み放題」などの「定額制サービス」のことです。

例えば、月額8600円のラーメンについては、関東にある「野郎ラーメン」が有名です。定価800円~880円程のラーメンを毎日食べると、2万円以上になるはずですが、それが8600円で済むのですから、ラーメン好きにとってはありがたい話でしょう。

このような流行の背景にあるのは、急激な少子高齢化です。これに伴い人口も減り、高齢化により、人々の胃袋もどんどん小さくなるのですから、顧客の新規開拓より、いかに顧客を固定化するかが企業の今後の課題になってきます。

塾にしても、同じ環境におかれています。今後は「月~土曜日の○時~△時の時間帯なら、いつ来ても月謝は均一」などの塾が増えてくるのかもしれません。