第168回 庭の野菜畑
この寒さの中、私の野菜畑ではビニールのトンネルをして、その中でルッコラや小松菜などを育てています。それらは厳しい寒さや日照の少なさなどの悪条件と戦いながら、日々少しずつ成長しています。
(写真はこちら:http://www.tsumugi.ne.jp/photo/yomoyama/20180213.html)
私は毎朝場所を変えながら、それらを少しずつハサミで刈り取り、朝晩のサラダとしています。さて、その事実を理数科系的にとらえると、「私の1日の野菜の消費量(A)=野菜畑全体における野菜たちの1日の成長量(B)」となります。
もし、A>Bとなってしまうと、春になるまでに私の食べる野菜は無くなってしまう計算になります。このようなことを考えると、私が日々食べる葉っぱは、「天地の恵み」であり、「ありがたくその命をいただく」という気持ちが強まります。ですから、摘み取った葉っぱは、たとえ虫が食ったものであろうと、土がついたものであろうと、一枚一枚大切にして食べるようにしています。
お店で野菜を買うばかりの生活では、なかなかこんな気持ちにはなれないと思います。些細なことですが、こんなことも現代人が忘れてはいけないことの一つかもしれません。