第144回 お腹を温める大切さ

私は一度お腹をこわしてしまってから、より一層体調管理に気をつけるようにしています。私は、誰でもできる健康管理は次の2つだと思っています。
(1)食物を口に入れたらすぐに箸を置き、30回以上噛んでから飲み込む。
(2)冷たい物をできるだけ食べないようにする。冷たい物を飲んだり食べたりするときは、しばらく口の中に含み、温めてから飲み込む。

フーテンの寅さんの映画などを見ると、外で体を張って仕事をする人たちは、たいてい腹巻きやサラシを巻いています。私は、そのスタイルは格好の良さとかではなく、彼らが経験的にお腹を温める大切さを知っているからではないかと推測しています。私は、冷たい物をとらなくなって以来、ますます体調が良くなりました。

ところで、暑い中、テニスなどのスポーツをするときに冷たい飲み物を飲まなくても、体を冷やせる便利なグッズを見つけました。それは、ドラッグストアやゴルフショップなどに売っている氷嚢です。アイスキューブを入れた氷嚢をプレイの合間などに脇の下に挟んだり、首筋に当てると、すぐに体を冷やすことができます。きっと、氷嚢が首筋にある太い動脈を流れる血液を冷やすために、体の各部の体温を下げることができるようです。

暑い中でのスポーツなどをされる場合には、是非お試し下さい。