第143回 腸を守る大切さ

私は先日、何年ぶりかにお腹を壊してしまいました。原因は、冷たいものの摂りすぎのようです。体の中で、腸はとても大切な臓器です。腸の専門家の本を読むと、「熱中症は体の表面の体温は上がるが、体内は冷えて悪寒がする。よって、治療法としては、体の表面を冷やしながら朝鮮ニンジンなどの体内を温めるものを摂るとよい」と書いてありました。

確かに、昔の農家の人たちは、暑い夏に農作業をするときでも、熱いお茶を持って行きました。そこで私も、暑いからといって冷たいものを摂るのをやめ、あたたかい白湯を飲むようにしたところ、かえって体調が良くなりました。

また最近は、森永乳業が7年の歳月をかけて開発した「シールド乳酸菌M-1」が人気なようです。この「シールド乳酸菌M-1」は、ヨーグルトなどに入っている「生菌体」ではなく、加熱殺菌された菌ですが、生死とは関係なく効果を発揮するそうです。特にウイルス感染を防ぐ(シールドする)のに有効だそうです。

この菌は、永谷園の「1杯にシールド乳酸菌100億個みそ汁」にも利用され、人気を博しているそうです。腸内フローラを健全に保つことが、健康の基本ですから、私もこのことを知り、「シールド乳酸菌M-1」を試してみたくなりました。