第125回 漢字の美しい書き方
私自身は、字はあまり上手な方ではないと自覚しています。字を上手に書くには、丁寧に書くよう心掛けると同時に、正しい書き順でかくことが大切なようです。
私は塾で、小学生に臨時で国語を教えている時に、恥ずかしい思いをしたことがあります。それは、ホワイトボードに字を書いているとき、「先生、その字の書き順が違います」と生徒から指摘を受けたことです。
例えば、「飛」という漢字です。皆さんは、真ん中の縦線は何画目に書かれるでしょうか。
正しくは4画目です。私は、今までそれを最後に書いていました。また、「博」の「、」はどうでしょうか。正しくは、「寸」を書く前に打たなければなりません。
同様に、「希」という字の書き順も間違えていました。そのように、生徒にいろいろ指摘されて、小学1年生で学ぶ漢字から、改めてその筆順を学び直しました。
すると、正しい筆順で書くと漢字を美しく書けることに気付きました。そこで初めて、漢字を正しい筆順で書く大切さが分かりました。