第65回 創造力を育てる

NPO法人 子どもアイデア楽工理事長である、山下敏樹氏の講演のダイジェストを読みました。山下氏は、子どもの創造力を育てるには次の4つの言葉が大切であると説いています。

例えば、子どもたちに何か工作のアイデアを出してもらう場面があったとします。まずは、出たアイデアに「すごい!」と反応します。すると子どもは目をきらきらと輝かせ、さらにヤル気が増すそうです。そうしたら、すかさず2つ目の呪文である「それで?」を唱えるそうです。すると子どもはさらに深く考え込みます。

しかし、そのように励ましていっても最終的には行き詰まるときがあります。そのときは、「他には?」という呪文を使い、違った観点から考えさせます。

最後の呪文は、「なるほど!すごい!」だそうです。そう言って子どもの考えを認めてあげると、子どもはますます夢を広げていくそうです。

このように、子どもに対しての声かけ次第で、子どもはどんどん変わっていくようです。これは上司と部下の関係などにも応用できそうです。