第456回 東京でのビックリ体験
先日,大手塾さんの集まりが東京で行われたので,それに参加させて頂き,勉強してきました。どの塾さんも,少子化の影響を受けておられますが,校舎の統合などを積極的に行って,利益の確保を重視されているようでした。
いつも会合出席に際しての宿泊は,「両親のお墓がある高崎」と決めているのですが,今回は最近の東京がどう変化しているかに興味があったため,敢えて東京の中心部である渋谷に宿を取ることにしました。さらに,その宿は敢えてインバウンドの外国人が好んで泊まる,最新式のカプセルホテルとしました。その宿の立地は,渋谷駅から歩いて数分のビル街の一角と便利なところ。料金は地方都市の一流ビジネスホテル並みで,東京都心のホテルとしてはかなり割安です。
さて,フロントに入ってまずビックリ。受付は外国人が対応し,タブレット中心です。そして館内の案内はタブレットから流れる映像を5分ほど見せられて終了で,フロントスタッフの負担が軽減されています。フロント周辺のフロアはお洒落なカフェになっていて,見渡すと外人さんばかり。ノートパソコンで仕事をしている人や,談笑する人で賑わっています。まるで外国旅行に来た感じです。
ルームキーを受け取り,客室に辿り着いたらまたビックリ! 私は一瞬,「エッ,ここで一晩過ごすの?」と体が固まりました。しかし若い時には海外放浪旅行をした体験を持つ私は「面白い!これを楽しもう」と,すぐ気を取り直しましたが…(笑)。
この部屋での操作は,スマホのような装置で照明もベッドのリクライニングの調整も全て完結です。これではスマホ慣れしていない人は途方に暮れてしまうでしょう。室内は清潔で,館内も綺麗です。トイレやシャワールームは共用ですが,スタイリッシュで洗練されています。何とかこの新しいスタイルのホテルに適応できた私は,近くのイタリアンレストランで夕食を取り,朝までぐっすり眠ることができました。
翌日,渋谷のスクランブル交差点にも行きましたが,どこに行っても人の多さにビックリ。東京は日本の中にある別の国のようです。東京以外の都市の常識は,東京では非常識となることを痛感しました。