第439回 数字で知る大切さ

この度の能登半島での地震や津波で被災された方々の大変さに心が痛みます。一刻も早く復旧出来ることを心からお祈り致します。少しでもお役に立てるように,私自身も京都市倫理法人会などを通じ,義援金の支援を致しております。

さて,この度の地震でもおわかりのように,日本は世界でも有数の地震大国です。ではそれを数字を使って見てみましょう。

日本の国土面積は世界のたった0.25%です。ところがマグニチュード6以上の地震の発生回数は世界で起きた回数の18.5%にもなります。つまり,日本をその他の国と比べると,その発生率は74倍ということになります。また日本には,富士山や御嶽山などを含め活火山は111もあり,これは世界の活火山の約1割を占めます。つまり,世界のたった0.25%を占める場所に世界の10分の1の活火山がひしめいているということになります。

この数字について私は『職場の教養』(一般社団法人 倫理研究所発行)の2月号で知り,大変驚きました。日本はこれほどまでに地震の多い国なのですね。地震はいつ襲ってくるかわかりません。このブログを読んで下さっている正にその時に起きるかもわかりません。いつ起きても慌てず対応できるよう,日頃の心構えと準備を怠ってはならないと痛感しました。