第212回 最近の若者とチョコフレーク

「森永のチョコフレーク」は昭和の時代(1976年,昭和51年)から若者に愛され続けてきました。しかし、そのチョコフレークは来年の夏までに生産を終了するとのことです。この背景には、嗜好の変化というよりももっと大きな問題が潜んでいるようです。それは「ライフスタイルの変化」のようです。

最近の若者は、ポテトチップスを食べるときに「食べるときに手が汚れるから専用のトングで挟んで食べる」そうです。ではなぜ「手が汚れる」のを嫌がるのでしょうか。それは、スマホとの相性の悪さではないかと言われています。つまり、油やチョコで汚れた手でスマホをいじるのは敬遠したいという心境です。

チョコフレークが誕生した時代には、スマホなどはありませんでした。ですから、その当時の開発者には「お菓子を食べるときに手が汚れるのは嫌」という顧客の感情は想定外だったことでしょう。こんなことを考えると、これからは一個一個きちんと包装された「手が汚れないお菓子」が流行るのかもしれません。