第173回「マグロ3切れ」の命

船越康弘氏の講演のダイジェスト文を読み、とても感動しました。以下、その内容を紹介します。

皆さんが赤身のマグロを3切れ食べたとします。そのマグロは生きるために、エサであるイワシを千匹食べます。その千匹のイワシは、生きるために、アミエビを5億匹食べます。そのアミエビはプランクトンを50兆食べます。そのプランクトンが生まれるためには、たくさんの海水、太陽の光、空気が関わっています。

ところで、その3切れのマグロのエネルギーによって生きられる私たちの命は、たった20分間だそうです。これを知ると、自然界に存在する雨,風,水,太陽の光,プランクトン,アミエビ,イワシなどの全てが、私たちの命を支えてくれていると感じます。それぞれの小さな生命が、命を投げ出して、「私」を生かしてくれているとも言えます。これを知って、私は「もっと自分の命を大切にしなければならない」と思いました。