第137回 伊吹山登山

私は先日、山好きな大学時代からの友人に誘われて、日本百名山のひとつである伊吹山に登ってきました。伊吹山は、岐阜県と滋賀県との境界を成し、山頂からは眼下に、琵琶湖、比良、比叡の山々や日本アルプス、伊勢湾まで、一望の大パノラマが堪能できます。

また古くは、『古事記』や『日本書紀』にもその名が記され、日本武尊(やまとたけるのみこと)の伝説にも登場する、歴史的な山です。
(写真はこちら:http://www.tsumugi.ne.jp/photo/yomoyama/170612.html

午前9時に山麓からスタートして、山頂には、やっと午後1時に辿り着くという、少しハードな山行でした。しかし、途中のお花畑の美しさは、その疲れも吹き飛ばしてくれました。山頂は涼しく、持参した弁当を美味しくいただくことができました。

ただ驚いたのは、山頂には売店や食堂があり、たくさんの観光客がいたことです。それもそのはず、わざわざ4時間もかけて登山する必要も無く、ドライブウェイを使えば、山頂近くまで車で来れてしまうからです。

下山にはおよそ2時間半を要しました。最後の方になると、さすがに膝が少し痛くなりましたが、何とか麓に辿り着くことができました。

日常、登山については特別なトレーニングはしていませんが、家から会社までの道のりを、自転車をあえて使わず歩いて行く、などの日々の習慣もプラスに働いたようです。秋には、また違った山にトライしてみたいものです