第113回 94歳の母の大往生
私事ですが、94歳になる母が、老衰で先日他界しました。妹の自宅で、眠るような大往生で、とても幸せな最後でした。私も今まで、機会あるごとに旅行に連れて行ってあげたりと、親孝行を尽くし、思い残すことはありませんでした。
亡骸は妹の住む三島から、長年住み慣れた群馬県の榛東村まで車で移し、お葬式をしました。搬送の途中はとてもいい天気で、静岡県の辺りでは、富士山がくっきり見えました。
(写真はこちら:http://www.tsumugi.ne.jp/photo/yomoyama/20161220/html)
また、群馬県に入ると、雲一つない「上毛三山(赤城山、榛名山、妙義山)」も見ることができました。これも何か天の配剤のように感じました。
お葬式には、母が群馬にいたころボランティアでパッチワークなどを教示した、たくさんの若い女性なども来られ、とても賑やかなものとなりました。この度の件を通じ、「親孝行の大切さ」と、「生前に人の喜ぶことをする」ことの大切さをしみじみと感じました。