第84回 鉄砲の伝来①

今、私は色々と歴史を勉強しながら社会の教材を作っています。歴史を紐解いてゆくと、色々と面白い史実にぶつかります。

1つの例が鉄砲の伝来です。教科書によると、鉄砲の伝来は1543年に、種子島に倭寇の船がたまたま漂着し、そこに乗っていたポルトガル人によって、伝えられたとあります。

この頃の日本は、戦国時代です。また、ヨーロッパでは大航海時代で、アジアやアメリカを目指してヨーロッパ人がどんどん進出していました。倭寇やポルトガル人は、日本の現状にも詳しく、「こんな時代だから日本人に鉄砲を見せれば飛びつくに違いない」と思っても不思議ではありません。

そのような背景から、ポルトガル人の乗った倭寇の船はたまたま漂着したのではなく、鉄砲などを売る目的で日本を目指していたとも言われています。ちなみに、私はこちらの説の方が納得がいくと感じています。

さて、ポルトガル人が上陸してからどうなったでしょうか。