第52回 ちょっといい話

輝く自分ブランドクリエータ-の辰巳明弘氏の講演のダイジェストを読みました。その中で、とてもすばらしい言葉があったのでご紹介します。

辰巳氏は65歳だそうですが、毎日「朝は希望に起き、昼は努力に生き、夜は感謝に眠る。俺がやらねばだれがやる」という気持ちで生きておられるそうです。もしこれが「朝はため息に起き、昼は言い訳に生き、夜は怨念にもだえ、俺がやらねばだれかがやる」だったらどうでしょうか。私自身、そうならぬよう自戒せねばと思いました。

更に辰巳氏は、人と人との関係においては、コミュニケーションや信頼関係が土台になければいけないと、説いています。

親と子の信頼関係がないままに、「もっとしっかり勉強しなさい」と親が子に提案しても、子は否定的な気持ちでそれを聞くことになります。つまり、親にしてみれば提案は「思いやり」のつもりでも、子にとっては「重い槍」となって突き刺さるだけだとのことです。

また嫌な人から「おもてなし」を受けても、それは「表なし」で裏ばっかりになりかねないとのことです。受け手によっては「思いやり」が「重い槍」になったり、「おもてなし」が「表なし」になったりと、なかなか言い得て妙だなと感じました。