第343回 鏡に映ったあなたは何点?
あなたが塾の先生だとして,塾生に「鏡に映る自分に何点をあげられますか?」と質問したとします。その答えの多くは,謙遜も含め「50点」とか「30点」になるかもしれません。では「30点」と答えた生徒の親は何点になるでしょうか。100点の親から30点の子は生まれないので,やはりその親も30点となるでしょう。
その子の親御さんはその子の答えを聞いて,何と思うでしょうか。「お前は私たちの大切な息子(娘)だ。30点じゃない。お前は生きているだけで100点満点だ。『30点』なんて答えられて,とても悲しい」と思うのではないでしょうか。
この話は日本講演新聞で掲載された,(有)テイク代表 占い開運アドバイザーである崔 燎平氏の講演ダイジェスト文を読んで知りました。
氏は15年前に占いを始め,今までに5万人以上を占ってきた方です。ときに優しく,ときに厳しく相談者に応え,生き方を変容させる占いで評判になり,全国から相談者が訪れ,予約がなかなか取れないことでも有名です。
氏によると,前出の質問に対し,即座に「100点!」と言い切れた人は間違いなく強運者だそうです。
氏はこれまで,「Sランク」とも言える,「何を,いつやってもうまくいく最高の運勢」を持った人たちと出会ってきました。その人たちにこの質問をすると,全ての人が自分に対して「100点」と言い切ったそうです。
たくましく,明るく,楽しい人生を送るには,このように答えられる「絶対的自己肯定感」を持つことが大切なようです。