第15回 スマホで農業

愛知県の弥富市の南部に、鍋田干拓地というところがあります。そこでは、トヨタ自動車が開発したアプリ「豊作計画」が活躍しているそうです。

クラウドサービスである「豊作計画」は、トヨタが車を作る工程で得たノウハウを、農業に生かしたアプリだそうです。つまりそのアプリを使うと、育苗から田起こし、代かき、田植えなどの一連の米作りの作業が、1人当たりどれくらいの時間と作業量でできるのか、などがわかるのです。

すると農作業をするスタッフには、今日どこで、何を、どれだけの時間、作業すればいいかが指示されるのだそうです。スタッフはただそれをこなすだけで済み、しかも、それにより大幅に今までのムダがなくなったそうです。農業もここまで進んだかと大変驚きました。