第96回 鉛筆の握り方

先日私は「塾ジャーナル」9月号で俊英塾代表の鳥枝先生の文章を読みました。先生によると、4~5年ほど前から、今までとは違う、見たこともない鉛筆の持ち方をする小・中学生が急に増えているとのことです。

それは鉛筆を5本の指すべてを使って握るやり方のようです。このような持ち方で美しい字が書けるはずもなく、字もとても乱れているようです。

先生は生徒たちがなぜそんな鉛筆の握り方をするのかを追及していったそうです。すると、そのような持ち方をする生徒のほとんどが左手をだらんと下に垂らしていて、左手でノートを押さえていなかったそうです。そこで左手をちゃんと机上に出し、ノートを押さえるよう指導すると、鉛筆の持ち方も変わってくるそうです。

また最近の生徒たちは、授業中の居眠りが増えているようです。その原因の多くはユー・チューブを夜遅くまでダラダラと見ていることにあるそうです。

このようなことを知ると、最近の子どもたちがだんだんとだらしなくなっていくようで、とても心配です。