第103回 最終を考えて契約することの大切さ

先日、私共では不要になったある賃貸物件を返却したのですが、その際に、家主さんと若干の話の食い違いが生じてしまいました。それは、どのような状態にして返却するのかということが、契約書にきちんと書かれていなかったことが原因でした。

新しい仕事や契約の際には、うまくいくことやスタートの善し悪しだけで判断してしまいがちです。しかし、それと同時に、最終の着地点、つまりうまくいかなかった時はどう処理するかとか、契約終了時の条件はどうか、なども考慮に入れることも大切です。今後、同じような場面があったときは、今回の教訓を生かそうと思いました。