子育てのポイント

先日,日本講演新聞で,NPO法人日本アドラー心理学カウンセリング協会 理事長である鈴木稔氏の講演ダイジェスト文を読みました。アドラー心理学の創始者アルフレッド・アドラーは,子育てについて次の3点が大切であると述べています。

その1は「子どもは親の期待を満たす為に生きているのではない」ということです。親は子どもの人生に必要以上に口出しをせず,親の期待や理想を押し付けるのはやめた方がいいようです。私自身を振り返ってみると,親は私の破天荒な生き方を黙って見守ってくれました。内心はハラハラドキドキしていたことでしょうが,今となってはそんな親の姿勢にとても感謝しています。

その2は「子どもが何ができないかではなく,何ができるかに目を向けなさい」ということです。どうしても親は子の「できていないこと」に目が行き,それを指摘したいものです。しかしそうではなく,「できているところ」に目を向け,勇気づけたいものです。このことは,親と子の関係だけでなく,夫と妻,上司と部下の関係にもつながることでしょう。

その3は「私たちは間違える。しかし,ここで大切なことは間違いは修正できる」ということです。親も子どもも不完全です。子どもが間違えても,怒ったり,動揺したりせず「生きていればいつからでもやり直しができる」ということを伝えることが大切なようです。そのような行動がとれれば,失敗を恐れず,何事にも果敢に挑戦できるような逞しい子どもに成長することでしょう。